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洗面台の蛇口(単水栓)の交換方法とは?必要な道具や手順を図で解説…

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洗面台の蛇口(単水栓)の交換方法とは?必要な道具や手順を図で解説!

説明 洗面台の蛇口(単水栓)を交換するやり方がわからなくてお困りではありませんか?単水栓はシンプルな蛇口ですが、はじめてDIYで蛇口交換をする人はまず何からやればいいか戸惑ってしまうこともあると思います。そこで今回は、洗面台の単水栓を交換する手順や、必要な道具などについて解説します。

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洗面台の蛇口を自分で交換する方法をお探しではありませんか?

洗面台の蛇口にはさまざまな種類がありますが、交換用の部品や工具など必要な準備をしておくことでDIYでも交換することができます。

そこで今回は、洗面台の蛇口を交換する方法についてご紹介したいと思います。


洗面台の蛇口交換前にやること

洗面台の蛇口交換をするときは、まず下記の準備を行っておきましょう。

まずは、洗面台の蛇口交換で必要な準備についてご説明したいと思います。

洗面台蛇口の交換用部品を準備する

洗面台蛇口を自分で交換する場合、まず交換用の蛇口を購入して用意することになります。

洗面台用の蛇口は、ホームセンターやインターネットショップなどで購入できますが、実際に売り場や商品ページを見てみると非常にたくさんの蛇口が販売されていることがわかります。

はじめて蛇口を交換する人など「どの蛇口を選べばいいのかわからない」ときは、交換用の蛇口の選び方を下記でご紹介していますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

>>>洗面台蛇口の交換用部品の選び方

洗面台蛇口の交換に必要な工具を準備

洗面台蛇口の交換作業には、数種類の工具が必要になります。

「ふだんはあまりDIYをしないので、家に工具がない」という人は、部品といっしょに工具も購入しておきましょう。

どんな工具が必要か、工具の使い方などについては、下記でご紹介しております。

>>>洗面台蛇口の交換に必要な工具一覧


洗面台蛇口の交換用部品の選び方

洗面台蛇口の交換をDIYで行う場合、「洗面台に取り付け可能な蛇口を選ぶ」ことがとても大切です。

「せっかく部品を買ったのに種類・サイズが合わなくて取り付けられない」といったミスを防止するために、部品を購入する前に確認しておいたほうがいいポイントはしっかり押さえておくと安心です。

ここでは、洗面台蛇口の交換用部品の選び方についてご紹介したいと思います。


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洗面台蛇口の選び方1.『蛇口の種類』を確認

交換用部品を選ぶときは、まず『今使っている蛇口の種類』を確認しましょう。

蛇口は種類ごとに取付穴の数が決まっており、種類の違う蛇口どうしだと取り付けることができないため注意が必要です。

下記の表から、自分が使っている蛇口の見た目に近いものを探してみてください。

 
【ワンホール混合水栓】 【ツーホール混合水栓】 【ツーホール・シングルレバー混合水栓】 【単水栓】

洗面台に穴が1個だけ空いて、そこに蛇口がはめ込まれているタイプの蛇口です。 洗面台に穴が2個空いて、2ヶ所で蛇口が固定されているタイプの蛇口です。ツーホールは、2個の穴の距離が一致したものでないと交換ができないので注意しましょう。 洗面台に穴が2個空いて、片方に蛇口が、片方にレバーが取り付けられているタイプの蛇口です。ツーホール混合水栓とは異なる種類の蛇口のため、混同しないように注意しましょう。 ワンホール混合水栓と同じように穴が1個だけ空いているタイプの蛇口ですが、「水かお湯のどちらかしか出せない」点がワンホール混合水栓とは異なります。

※横にスクロール(スライド)できます。

洗面台蛇口の選び方2.『取り付け穴のサイズ』『取り付け穴心間』を確認

自分が使っている蛇口の種類が分かったら、今度は『取り付け穴のサイズ』『取り付け穴心間』の測り方を確認しましょう。

まずは、取り付け穴の大きさ(直径)を測りましょう。穴が2つあるタイプの蛇口の場合は、さらに『取り付け穴心間』を測ります。

取り付け穴心間とは、2つの取り付け穴の中心どうしの長さのことです。

交換用の蛇口は、上記の取り付け穴のサイズに適合する種類を選びましょう。

取り付け穴が「大きすぎる」ときは付属品で対応できる可能性あり

購入した蛇口に対して取り付け穴が小さすぎる場合は、業者による工事が必要など交換が難しくなりますが、大きすぎる場合は専用の「アダプター」を取り付ければ交換できる可能性があります。

交換したい蛇口の取り付け穴に対応したアダプターを洗面台に設置すると、取り付け穴の大きさを調整できます。

「取り付け穴のサイズが大きすぎて合わないけれど、どうしても取り付けたい蛇口がある」といった場合は、アダプターの購入を検討してもいいかもしれません。


※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。


洗面台蛇口の選び方3.『蛇口のメーカーと品番』を確認

交換用の蛇口は、今使っている蛇口と同じメーカー・品番を選ぶと交換作業が比較的簡単になります。

洗面台蛇口のメーカー名と品番を調べるときは、水栓本体の根元の部分にあるラベルや刻印を確認してみましょう。

水栓の取扱説明書を保管している場合は、説明書の表紙などにある記載内容でも確認できます。

蛇口からメーカーを特定できないときの対処法

「蛇口本体が古くなっていてラベルを確認できない」「取扱説明書も紛失してメーカーがわからない」という場合は、洗面台など蛇口以外の設備から調べる方法もあります。

洗面台と蛇口は基本的にセットで取り付けられるので、洗面台のメーカーが特定できれば、蛇口のメーカーも把握できる可能性が高いです。

洗面台の主要な蛇口メーカーは、たとえば下記のような会社があります。

  • ・リクシル(LIXIL)※旧INAX
  • ・クリナップ
  • ・タカラスタンダード
  • ・TOTO
  • ・パナソニック(Panasonic)

洗面台蛇口の交換に必要な工具一覧

洗面台蛇口の交換に必要な工具は、下記の通りです。

  • ・プラスドライバー
  • ・マイナスドライバー
  • ・モンキーレンチ

いずれもの工具も、ホームセンターやインターネットショップで購入可能です。

工具の使い方や、どんな作業で使用するかについては、次からご紹介したいと思います。

洗面台蛇口の交換に使う工具と使い方を紹介

ここでは、洗面台蛇口の交換に使う工具と使い方についてご紹介いたします。

工具 使い方・注意点
プラスドライバー

蛇口のネジを外すときに使う。ネジがすべって削れないように、ネジ頭の大きさに合わせたものを選ぶ

マイナスドライバー

「マイナス溝タイプ」の止水栓を締めるのに使う。「ハンドルタイプ」の止水栓の場合は不要

モンキーレンチ

ナットを回すのに使う。購入時は、「最大口開き」がナットの直径より大きいかどうかを確認する


※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。


洗面台のシャワー付き蛇口の交換について

洗面台の蛇口は、洗髪などができるようにシャワーとして使えるタイプもあります。

シャワー付き蛇口も、シャワーなしの蛇口と同様に「部品の選び方」が合っていればDIYで交換することができます。

ここからは、洗面台のシャワー付き蛇口を交換するときの注意点などについてご紹介いたします。


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シャワー付きとシャワーなしの蛇口交換の違いとは?

シャワー付き蛇口は、蛇口の先端を引き出してシャワーヘッドとして使うことができます。

そのため、蛇口本体の中にはシャワーホースが収納されており、交換・取付をするときは「シャワーホースの取り付け」も必要になります。

取扱説明書の手順に沿って行えばシャワー付きの蛇口も問題なく取り付けられますが、なるべく手間を省きたいときは着脱が簡単な「ワンタッチ方式」のシャワーホースを選ぶのがおすすめです。

洗面台のシャワー付き蛇口交換では『穴の数』に注意

洗面台のシャワー付き蛇口は、「ワンホールタイプ」と「ツーホールシングルレバータイプ」の2種類があります。

シャワーなしの蛇口と同じように、洗面台についている『穴の数』によって取り付けられる種類が異なりますので、交換を検討する際は蛇口の種類や取付穴の数を忘れずに確認しておきましょう。



洗面台蛇口の交換をDIYでやるときの手順

ここからは、洗面台蛇口の交換をDIYでやるときの手順についてご紹介いたします。


洗面台蛇口の交換手順『ワンホール混合水栓』

  • STEP1
    1.止水栓を閉めておく。
  • STEP2
    2.止水栓とつながっているホース2か所のナットを、レンチを使ってゆるめる。
  • STEP3
    3.ナットが外れたらホースを取り外す。
  • STEP4
    4.シャワーホースのストッパーを下に下げて、シャワーホースを取り外す。(シャワーホース付きの蛇口の場合)
  • STEP5
    5.水栓本体を固定しているロックナットを、レンチを使って外す。
  • STEP6
    6.洗面台の上から、蛇口を抜き取る。
  • STEP7
    7.洗面台の取り付け穴から、新しい水栓を差し込む。
  • STEP8
    8.レンチで止水栓のナットを締めて、給水ホースを接続する。
  • STEP9
    9.シャワーホースを取り付ける。「カチッ」と音がするまでしっかりはめこむ。(シャワーホース付きの蛇口の場合)
  • STEP10
    10.水道の元栓を開けて水を出し、動作確認をしたら完了。

洗面台蛇口の交換手順『ツーホール混合水栓』

  • STEP1
    1.止水栓を閉めておく。
  • STEP2
    2.止水栓と給水管をつなげている2か所のナットを、レンチを使ってゆるめる。
  • STEP3
    3.給水管を取り外す。
  • STEP4
    4.洗面台の裏側にある取付脚から、水栓本体を固定しているナットを、レンチを使って外す。
  • STEP5
    5.ナットを外したら、ワッシャ・パッキンも抜き取る。
  • STEP6
    6.水栓本体を取り外す。
  • STEP7
    7.洗面台の上から、新しい水栓を差し込む。
  • STEP8
    8.パッキン、ワッシャ、ナットの順で、取付脚に部品をはめこむ。
  • STEP9
    9.給水管にパッキンを入れてから、ナットを締めて取り付ける。
  • STEP10
    10.止水栓を開けて水を出し、動作確認をしたら完了。

洗面台蛇口の交換手順『ツーホールシングルレバー混合水栓』

  • STEP1
    1.止水栓を閉めておく。
  • STEP2
    2.止水栓と給水管をつなげている2か所のナットを、レンチを使ってゆるめる。
  • STEP3
    3.給水管を取り外す。
  • STEP4
    4.洗面台の裏側にある、蛇口・ハンドルを固定している2か所のナットを取り外す。
  • STEP5
    5.ストッパーを外して、ハンドルとホースの接続を取り外す。
  • STEP6
    6.洗面台の上から、蛇口とハンドルを取り外す。
  • STEP7
    7.新しい水栓を差し込む。
  • STEP8
    8.蛇口・ハンドルのナットを締めて固定する。
  • STEP9
    9.ホースをハンドル側につなげる。つなげた後は、ホースを引っ張って抜けないかを確認する。
  • STEP10
    10.ナットを締めて、給水管と止水栓を接続する。
  • STEP11
    11.止水栓を開けて水を出し、動作確認をしたら完了。

洗面台蛇口の交換手順『単水栓』

1.止水栓を閉めておく。

2.止水栓付近と、洗面台の下にあるナット2か所をレンチでゆるめて、給水管(フレキ管)を取り外す。

3.洗面台の下から、単水栓側に付いているナットをゆるめて取り外す。さらに、ナットの上にある座金とパッキンも取り外す。

4.洗面台の上から蛇口本体を引き抜く。錆びや水垢で取付穴が汚れているときは、雑巾などで清掃しておく。

5.交換用の水栓(蛇口本体)を上から差し込む。水栓のネジ部分にナット・座金・パッキンがついたままになっている場合は、3つとも取り外しておく。

6.洗面台の下から、パッキン・座金・ナットの順でネジ部分にはめ込む。ナットを閉めるときは、蛇口の向きを上から調整しながら行う。

7.ナットを締めて、蛇口本体と給水管を接続する。

8.止水栓を開けて水を出し、動作確認をしたら完了。

洗面台の蛇口交換にかかる費用の目安

自分で洗面台の蛇口交換をする場合、「費用がいくらかかるのか」も気になる人は多いのではないでしょうか。

購入する部品や工具によっては費用が高くつくこともあるので、そういった場合は「業者に依頼したほうが楽かもしれない」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

そこでここからは、洗面台の蛇口交換にかかる費用を「自分で交換する場合」「業者に依頼する場合」それぞれについてご紹介したいと思います。


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自分で洗面台蛇口を交換する場合にかかる費用はどれくらい?

おおよそですが、自分で洗面台蛇口を交換する場合、下記のような費用がかかります。

自分で交換する場合にかかる費用目安
用意するもの

安い価格帯(廃番在庫品・海外ノーブランドなど)

一般的な価格帯(国内メーカーのネット価格)

工具一式(ドライバーやレンチなど最低限必要なもの))

2,000~3,000円

3,500~5,000円

蛇口

5,000~15,000円

20,000~45,000円

※上記表は、『目安』です。価格を保証・確定するものではありません。

業者が扱わない『廃番在庫品・海外ノーブランド』は、自分で交換する人の最大のメリットになります。

反面、国内メーカーのネット価格は、実は、水道業者が用意する部品の価格とほとんど変わりがありません。

部品代の他に、作業料金がかかってしまいますが、「工具代がいらない・準備や作業は全部丸投げ」できる業者依頼の料金も次でご紹介したいと思います。

業者に洗面台蛇口の交換を依頼した場合の料金相場

業者に依頼するときは、「具体的にいくらかかるのか」の料金相場がわかると安心できると思います。

ここでは費用をイメージしやすいように、生活救急車で実際に洗面台蛇口の交換を行った場合の料金事例をご紹介いたします。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。


水漏れによる洗面台水栓交換

洗面所の水栓から水が漏れるとのご相談をいただきました。経年劣化により蛇口の動きも重く、蛇口付近及び水栓本体の下部から水が漏れ出ている状況でした。新しい水栓に交換致しました。


項目内容 料金(税込)
2F 洗面所の混合水栓交換 16,500円
KVK 部品代 17,380円
防水処理 軽作業 8,800円
合計 42,680円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。


>>>事例の詳細はこちら


水漏れによる洗面台水栓交換

洗面台の水栓から水が漏れるとのご相談をいただきました。経年劣化により水栓本体の下部から水が漏れている状況でした。新しい水栓に交換させていただきました。


項目内容 料金(税込)
洗面台 混合水栓交換 16,500円
TOTO 部品代 38,060円
合計 54,560円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。


>>>事例の詳細はこちら


洗面台のコンビネーション混合水栓交換

洗面台のシャワー水栓の水が止まらないとのご相談をいただきました。カートリッジのパッキンが割れていることが原因と考えられました。交換を御希望で同商品は廃盤のため、他メーカーの製品にて交換いたしました。


項目内容 料金(税込)
洗面台のコンビネーション混合水栓交換 16,500円
LIXIL 部品代 59,400円
合計 75,900円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。


>>>事例の詳細はこちら


洗面台蛇口の交換方法まとめ

洗面台の蛇口は、シャワー付きタイプのものでも、工具や部品があれば自分で交換することが可能です。

ただし、工具・部品の用意から古い蛇口の取り外し・取り付けまで全部自分でやらないといけないので、DIYが苦手な人、自分で部品の資料を見るのが苦手な人は業者依頼されることをおすすめします。

生活救急車では、洗面台蛇口の交換も承っております。現地見積もりを無料で承っておりますので、料金をお知りになりたい方は現地見積もりをご利用ください。

生活救急車 編集部
生活救急車 編集部
生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
株式会社小学館が発信するライフハックサイト「@DIME」でレスキューなびのお役立ち記事が紹介されました。
生活救急車はフジテレビの「世界の何だコレ!?ミステリー」「林修のニッポンドリル」「おたすけJAPAN」など、数々の"開かずの金庫"のテレビ番組でも取り上げられたことのある会社です。
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とても分かりやすい説明で助かります。

自分でするのが好きなので確認させてもらいました。 ていねいな説明でよくわかりました。ありがとうございました。

わかりやすい説明でした。 ありがとうございました。

有り難うございました 分かりやすかった

台所蛇口は自分で交換できました 洗面台蛇口も自分でできるか調べています

4箇所目の交換になります、再確認のために読んでおります。