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説明 玄関の鍵を電子錠にしようと思っているけれど、どんなデメリットがあるのかわからなくて困っていませんか?人によっては、「電子錠にしない方がいい」ということもあるので、デメリットも知っておいた方が安心です。そこで今回は、「電子錠のデメリット」をご紹介したいと思います。
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玄関の鍵を電子錠にしようと思っているけれど、どんなデメリットがあるのかわからなくて困っていませんか?
電子錠にすると、「鍵の紛失の心配がない(暗唱番号式の場合)」「鍵の閉め忘れの心配がない」などのメリットがありますが、そのせいで生まれるデメリットも存在します。
人によっては、「電子錠にしない方がいい」ということもあるので、これから電子錠への交換を検討している人はデメリットも知っておいた方が安心です。
そこで今回は、玄関ドアの鍵を電子錠に交換しようと思っている人に向けて「電子錠のデメリット」をご紹介したいと思います。
最近では、さまざまなメリットを考慮して、玄関の鍵を電子錠に交換する人も増えてきていると思います。
しかし、電子錠に交換することはメリットだけではなく、デメリットも複数あります。そこで、玄関電子錠のデメリットで必ず知っておくべきことをご紹介します。
ホテルの部屋などでインロックを経験したことがある人もいると思いますが、オートロックの失敗談でいちばん多いのが閉め出しです。
暗証番号で開錠するタイプの場合は問題ないですが、カードキーやスマートキーはうっかり鍵を持たずに外に出てしまうと、家に入れなくなってしまいます。
また、鍵を持っていても急な停電(電気錠の場合)や電池切れで、鍵が作動しなくなってしまう可能性もあります。
キーの持ち出し忘れによる閉め出しを防ぐには、暗証番号式の電子錠を使ったほうがいいでしょう。
電子錠は配線工事の手間を省くため、一般的に電池交換式です。乾電池で動いているため、電池交換を怠ると家に入れなくなってしまいます。
電池切れの状態で鍵が勝手に開錠されることはありませんが、自分も家に入れなければ困ります。
電池残量が少なくなると、アラームが鳴るものが多いですが、使用年数が長くなるとアラームが鳴らないまま電池切れになることもあるため、「半年に1回」のように一定期間ごとに交換した方が安心です。
電池で動く「電子錠」と異なり、電池交換が必要ない「電気錠」というものもあります。
電気錠は電子錠と違い、電気配線の工事が必要になるため、設置費用が高額になります。
また、停電時には鍵の開け閉めができなくなりますが、そういった場合に備えて非常用のアナログキーが準備されています。
ただ、そのアナログキーを持ち歩く必要がありますので、『キーレス』ということを重視している人は暗証番号式の電子錠がいいでしょう。
電子錠はオートロックという自動施錠機能がついているというメリットがありますが、状況によってはその機能が上手く使えないこともあります。
オートロック機能は、ドアがきちんと閉まれば作動しますが、きちんと閉まる前にドアが一時停止したり、傘や靴などがドアに挟まっているとオートロック機能が作動しないまま、ドアが開けっ放しになります。
また、経年劣化でドア枠が歪んだり、ストライク(錠前のカンヌキが入る金具)の位置がずれることにより、自動施錠ができなくなることもあります。
どれも急に起こりうるトラブルですので、オートロックであっても鍵が閉まったか最後まで確認しておいたほうがいいでしょう。
建物の経年劣化が原因で自動施錠が上手く作動しなくなっている場合は、ストライクの調整や電子錠の位置調整などの修理で対応することも可能です。
しかし、地震や地盤沈下などで建物が大きく傾いて閉まっている場合などは、建物自体の修理が必要になるので、工務店に相談したほうがいいでしょう。
玄関の電子錠にはいくつか種類があり、暗証番号などで開錠するキーレスキーやカード式・タッチ式の物があります。
暗証番号式は鍵を持たずに開錠・施錠が可能なため、鍵を落とす心配がないですが番号を見破られてしまったときに空き巣被害に遭う可能性があります。
カードやタッチ式の場合は、暗証番号のように番号を見破られてしまうデメリットはありませんが、結局カードやリモコンを持ち歩く必要があるため、従来の鍵とあまり変わらない点がデメリットです。
鍵を失くす心配がなくなる暗証番号式の電子錠も、メリットばかりではありません。ここでは、暗証番号式のデメリットを細かくご紹介します。
番号を入力して開錠する暗証番号式は、長時間電池切れを起こしたままでいると設定されていた暗証番号がリセットされてしまうことがあります。
電池交換を行ったあと、設定された番号を入力しても開錠されないときはこの症状が原因の可能性があります。この場合は初期設定の番号(製品によって異なるため取扱説明書を確認)を入力してみましょう。
電池切れも起こしていないのに開かないときはイタズラによってロックがかかっていることがあります。
これは暗証番号を一定回数以上間違えて入力すると、数分間操作ができなくなる機能がついているためです。
製品によって異なりますが、ロックは数分~1時間程度で解除されるため、設定された暗証番号を正しく入力すれば開錠が可能です。
液晶に表示された番号をタッチして開けるタイプの暗証番号式は、液晶画面の指紋汚れやすり減り具合で推測されてしまう恐れがあります。
そのため、定期的な液晶画面の掃除が必要となり手間がかかってしまいます。忙しくて時間がない人にとっては大きなデメリットです。
しかし、最近では液晶パネルによって暗証番号が他人に分からないよう、毎回番号の場所が変更されるタイプも販売されています。
暗証番号式と同じくキーレスで複製されないメリットがある指紋認証式もデメリットはあります。他の錠前と比べて高価なため、なかなか設置しようと思う方は少ないかもしれません。
人それぞれ異なる指紋を使うことで防犯性は非常に高いですが、時間が経つにつれて登録している指紋が認証されなくなったり、ほこりや水分によってエラーが頻発することもあります。
また、小さい子供の場合は成長する度に登録のやり直しが必要になるため、その手間も考えておいたほうがいいでしょう。
キーレスが目的の場合は、暗証番号式を取り入れたほうがおすすめです。
第三者に番号などが予測されにくく、ピッキングの心配もないため、メリットしかないように思えますが、カード・タッチ式の電子錠にもデメリットがあります。
ここでは、カード・タッチ式の電子錠のデメリットをご紹介します。
電子錠は「鍵を持ち歩かなくてもいい」というメリットが魅力で、設置する人も多いと思います。
しかし、カードやタッチ式の電子錠は結局カードやリモコンを持ち歩く必要があり、電子錠のメリットであるキーレスを目的としている人には、意味がないかもしれません。
また、マンションにオートロックがついている場合、一般的には鍵1本でオートロックと玄関の開錠が可能です。しかし、電子錠に変えることで異なる2本の鍵を持ち歩く必要があり、余分な荷物を増やしてしまいます。
マンションに住んでいる人が電子錠に交換したい場合は、余分な荷物を増やさないことを考慮し、暗証番号式を取り入れたほうがおすすめです。
カードで開錠するタイプの電子錠はコンパクトなうえ、複製がしにくいというメリットがありますが、カードならではのデメリットもあります。
カードは非常に薄い素材のため、折れたり曲がったりしやすく、破損することがあります。特にバーコードが印字されているものは、何度も使用するうちにかすれたりすると読み取りができなくなってしまいます。
また、磁器を使用したカードキーは他の磁気カードと混在することによって、開錠ができなくなることもあります。なるべく磁気を発するものと近づけて保管しないようにしましょう。
万が一磁気が悪くなったり破損したときは、新しいカードキーを再発行する必要があります。再発行にはある程度の時間が必要なため、使えなくなる前に手配しておくといいでしょう。
カードキーは磁気を発しているため、電波干渉してしまう恐れがあります。そのため心臓のペースメーカーには22㎝以内に近づけないように呼びかけられています。
万が一に備え、このような場合は使用しないことをおすすめします。
今回は、玄関ドアの電子錠のデメリットをご紹介しました。
鍵を持ち歩く必要がなく便利だったり、ピッキングなどの被害を防ぐことができ、防犯面でもメリットが多いように見える電子錠ですが、意外とデメリットもあるのが現状です。
電子錠を設置するときは、このデメリットも踏まえたうえで検討することをおすすめします。
生活救急車でも、電子錠の取り付けを行っております。現地見積もりを無料で行っておりますので、お困りの際はお気軽にお問合せください。