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説明 給湯器の配管カバーを設置するかどうかで迷っていませんか?配管カバーが設置されている給湯器は多いですが、配管カバーがどんな役割をしてしていて、なぜ必要なのかについてはご存知でしょうか。そこで今回は、給湯器の配管カバーが必要かどうかと、配管カバーに関する法令や価格についてご紹介いたします。
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給湯器の配管カバーを設置するかどうかで迷っていませんか?
屋外に設置してある給湯器には、配管カバーが取り付けてあることが多いです。そのため、給湯器本体を交換するときも、そのまま同じように新品の給湯器に新しいカバーをつける人は少なくありません。
給湯器の設置環境によっては「本当はなくてもいいんじゃないか」と思う人もいらっしゃいますが、そんなときは「配管カバーがどんな役割をしているのか、なぜ必要なのか」を知ったうえで検討してみましょう。
そこで今回は、給湯器の配管カバーが必要かどうかと、配管カバーに関する法令や価格についてご紹介したいと思います。
配管カバーとは、給湯器本体の下に取り付ける、配管を隠したり、保護するための部品です。
給湯器には壁掛け型と据え置き型の2種類がありますが、配管カバーも同様に設置タイプごとに製品の種類が異なります。
普段、給湯器の状態をそこまで頻繁にチェックしていない人は、自宅の給湯器に配管カバーがあるかどうかがわかりにくいかもしれません。
配管カバーは給湯器から接続されている配管を覆う形で設置されていて、外から見ると箱のような見た目をしています。
そのため「箱を2つつなげたような、細長い形をしている」給湯器には、配管カバーが設置してあるということになります。
ここまで配管カバーについてご説明させていただきましたが、「配管カバーは給湯器に必要な部分なのか」「設置しない場合はどうなるのか」などの疑問点を持つ人もいらっしゃると思います。
しかし、給湯器の配管カバーは、給湯器に絶対に必要なものではありません。
そこでここからは、給湯器の配管カバーを設置しないケースや、その理由などについてご説明いたします。
給湯器のカタログなどを見てみると、ほとんどの製品は設置イメージを「配管カバーが付いた状態」で紹介されています。
このことから、配管カバーは「基本的につけなければいけないもの」といった印象を持つかもしれません。しかし、配管カバーの設置は任意で、義務ではありません。
※この記事は、2019年12月24日時点での情報を元に作成した記事です。閲覧時に情報が古くなっている可能性があります。
配管カバーは給湯器を動かすための部品ではないので、給湯器のオプション品という扱いになります。
そのため、見積もり時に希望すれば配管カバーなしで施工することもできます。
凍結や天候の影響を受けにくい場所に設置されている、見栄えを特に気にしない、などの場合は配管カバーを取り付けずに給湯器を設置することも可能です。
マンションなど集合住宅では、景観の保護や統一のために管理規約などで配管カバーの設置が定められていることがあります。
この場合は、分譲マンションであっても配管カバーを無断で取り外すことができない点に注意しましょう。
設置されている場所によっては、カバーで配管を保護しなくても問題がないケースがあります。
たとえば以下のような場所にある給湯器は、配管カバーを設置しない場合もあります。
屋内に設置してある給湯器は天候の影響を受けないため、配管カバーで保護しなくても特に問題はありません。
また、屋内用の給湯器はボイラー室や洗面所などに設置されることが多く、見栄えを気にする必要もあまりないため配管カバーの必要性はそれほど高くないでしょう。
PS(パイプスペース、またはパイプシャフト)とは、マンションなどの集合住宅でよく取り入れられている、給湯器や水道の元栓などを納めるためのスペースです。
PSには基本的に扉がついているため、配管カバーがなくても配管を保護できます。また、PS内に埋め込まれていてカバーが設置できない場合もあります。
配管カバーは給湯器の配管を保護したり、配管を隠す目的で取り付けられるものです。
配管カバーがなくても給湯器は使えますし、設置しないことによる罰則もないので、給湯器を設置する環境によっては、配管カバーの設置を省くことも可能です。
しかし、配管カバーを付けることによるメリットもあるので、その点を考慮しながら設置するかどうかを検討してみてはいかがでしょうか。
給湯器の下からは、何本も配管が伸びています。北国など寒い地方では、さらに凍結防止ヒーターなどを巻きつけているため、どうしてもごちゃごちゃした印象になりがちです。
そこで配管カバーを取り付けると、配管を覆って隠し、すっきりと見栄えをよくすることができます。
住宅によっては給湯器が正面玄関に取り付けられている場合もあるため、景観保護のために配管カバーを設置するケースもあります。
給湯器は屋外に設置されることが多く、雨風や砂ぼこりなど天候の影響を受けやすくなっています。
雨や砂ぼこりで配管が汚れると劣化の原因となり、配管の寿命が短くなってしまう可能性があるため、配管カバーで保護しておくと安心です。
もちろん配管カバーは汚れてしまいますが、平らなカバーなら比較的簡単に汚れを拭き取れます。配管を一本ずつ掃除するより楽なので、お手入れの手間も減らすことができます。
冬場や寒い地域では、配管に直接風が当たると配管が冷えて凍結の原因となることがありますが、配管カバーで保護すればある程度凍結を抑えることができます。
また、台風などで物が飛んできたときに、配管にぶつかって破損するリスクや、カバーで配管を見えなくしておくことで子供がいたずらしたり、ペットや野良猫が配管や保温材を傷つけることも防止できます。
配管カバーの設置で、配管を保護して給湯器を長持ちさせることが期待できます。
しかし、実際に業者へ依頼をして取り付けを行うときは、費用がどのくらいかかるのか気になりますよね。
そこでここからは、配管カバーの設置で必要になる費用についてご紹介いたします。
配管カバーを設置する際は、まず配管カバーの購入費(部品代)が必要となります。
配管カバー自体の価格は、おおよそ5,000円~15,000円程度が目安です(製品によって異なります)。
配管カバーの取り付けのみを業者に依頼する場合は、「給湯器を購入した業者」に依頼できないか問い合わせてみましょう。
というのも、給湯器の配管カバーは新しい給湯器の交換時に一緒に取り付けることが多く、業者によっては「配管カバーの取り付けのみの依頼は受け付けていない」ということがあるからです。
作業の対応可否は業者によって異なるため、配管カバーの取り付けのみをしたいときは、業者の電話窓口やお問合せフォームから対応可能かどうかを問い合わせて確認しましょう。
今回は、給湯器の配管カバーが必要かどうかについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
給湯器の配管カバーの設置は任意であり、法令などで義務づけられていることはありません。主に、見栄えをよくしたり、飛来物による損傷予防などで使われます。
給湯器の配管カバーは、給湯器を交換するときにセットで行うのが一般的です。
そのため、後から配管カバーを取り付けたいと思っていても業者によっては配管カバー取り付けのみの対応はしていないことがあります。
給湯器設置後に配管カバーを後付けしたいという場合は、給湯器を設置した業者か取り付けのみでも対応している業者を探して依頼しましょう。
戸建てに住んでますが、給湯器下の配管や電線が剥き出しで、前々から見栄えが悪いなと思っていました。(新築時に業者から配管カバーの案内が無かった)記事を読んで取り付けたいと思いました。やっぱりメーカーの純正品が格好は良さそうですね。参考になりました。ありがとうございました。
住まいは新潟市で、給湯器を交換予定の為、カバーを取り付けるか?、無しとするかで悩んでいました。冬場を考えるとで、自分で作り取り付けます。
同一機種変更なのに配管カバー交換は納得できない。経時変化を見てもあと10年、それ以上使える。万一、不具合出たら使用過程で交換可能。記事で理解できました。ありがとうございます。(材料管理士、元自動車塗装実務経験者)
配管にボールが当たるのか子供が触るのかで水漏れがするので業者に相談するとカバーを進められたので調べてみました。
ガス給湯器が老朽化して取り替えてもらったのですが、カバーではなくガス管のテープ部分が水道コックにギチギチにされ、水道モレしたとき止水できず、テープをどうにかできないかと検索しました