さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。
説明 大掃除では色んな場所をきれいにしていきますが、その中でもキッチンの掃除には毎年苦労しているという方が多いのではないでしょうか?「固まった油汚れが全然落ちない!」、「時間をかけたのに一部しかきれいにできなかった……」という方もいるかと思います。そこで今回は、キッチンの大掃除を素早く・きれいに終わらせるコツを紹介します。
※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。
大掃除はどのように進めているでしょうか?「目についたところから適当に」「とにかく汚れの酷い場所から」という風に、なんとなくで進めている方も少なくないでしょう。
まず、大掃除を素早く終わらせるには、『スケジュールを組むこと』が大切です。
浴室は1時間~2時間、トイレは30分、キッチンは2時間…という風に、その場所にどのくらい時間をかけるのか明確に分割します。
そして、更にその中でどのポイントにどれくらいの時間をかけるかも分けていきます。例えば、キッチンなら、シンクは30分、コンロは30分、床は20分…といった形です。
スケジュールに対して正確に動けるように管理すると、時間のオーバーや、一部分にだけ時間をかけすぎるといったトラブルが防げるので、素早く大掃除が終わらせられます。
数日で終わらせるつもりの方も、一日で終わらせる予定の方も、まずはスケジュールを組んでみましょう。
続いて、実際に大掃除をするときに重要なポイントを紹介します。キッチンを素早くきれいにするために、意識しておきましょう。
つけ置き掃除は頑固な汚れもきれいに落ちるので、換気扇や五徳を掃除する際は必ずやるという方も多いのではないでしょうか?
ただ、つけ置き掃除は時間がかかるので、スケジュールに組み込む際には注意が必要です。掃除する場所によってはつけ置くだけで3時間かかることもあります。
そして、どういった点に注意すればいいのか説明しますと、つけ置く間に他の場所の掃除を行うことが重要です。そのため、つけ置きは早めに取り掛かり、他の掃除が終わったころに、擦り洗いなどの仕上げができるように進めましょう。
また、一日で終わらせたい方などの場合は、換気扇や五徳などの時間がかかる場所の掃除は自分で行わず、ハウスクリーニング業者に依頼するのもおすすめです。
大掃除を素早く終わらせるには、スケジュールを立てて、それに従って進めていくのがおすすめです。
そして、スケジュールを立てる際に意識しておくと良いのが、『難しいポイントは無理にやらない』ことです。
汚れが落ちなかったり、時間がかかったりして、大掃除のスケジュールに組み込みたくないと思ってしまうポイントはないでしょうか?キッチンなら、換気扇の内部やガスコンロなどが当てはまるかと思います。
そのような大変なポイントは、後日に時間をかけて掃除するタイミングを設けたり、ハウスクリーニング業者に依頼したりして、大掃除の時には無理して掃除しないという手段をとりましょう。
この方法をとることで、時間のかかる場所を省略できるので、キッチンの大掃除が素早く終わりますし、徹底的にきれいにしたいというポイントにも時間を多くとることができるのです。
特に一日で終わらせたい人の場合は、一か所一か所の掃除にどのくらいの時間をかけるかが非常に重要になります。
全部の場所を掃除しなきゃと思わず、無理せずできる範囲できれいに仕上げる方法を考えていきましょう。
大掃除に備えて洗剤を準備していますか?もしかしたら、中性洗剤とカビ取り剤ぐらいしか用意していないという方もいるかもしれません。
中性洗剤でも汚れは落ちるのですが、こびりついた油汚れを掃除するときは、『中和』の効果を活用するのもおすすめです。例えば、酸性の汚れである油汚れに、アルカリ性の洗剤を使うと、中和されて緩み落ちやすくなります。
キッチンの大掃除で役立つ洗剤を紹介するので、大掃除に役立ててみてはいかがでしょうか。
名前の通り、アルカリの性質を持つアルカリ電解水は、油汚れなどの酸性の性質を持つ汚れに効果てきめんです。吹きかけてキッチンペーパーなどで拭き取るという作業を繰り返すだけで、油汚れが簡単に落とせます。
また、アルカリ電解水はアルカリ性の性質を持っていますが、原料は水のため、安全性も高いという魅力があります。さらに、界面活性剤も含まないため、洗剤などのように洗い流す必要がありません。
キッチンペーパーなどで拭き取るだけで後始末ができるので、使いやすさも十分ではないでしょうか。
そして、洗い流す必要がないので、水洗いができないポイントの掃除にも使えます。例えば、オーブンの中は、水や洗剤をかけて掃除することはできません。
しかし、アルカリ電解水なら、アルカリ電解水を含ませた布やキッチンペーパーで拭き掃除といった方法もとれるので、しっかりきれいにできます。
ただ汚れ落ちがいいだけではなく、一般的な中性洗剤が使えない場所を掃除するのに役立つので、用意しておいてはいかがでしょうか。
ナチュラルなアルカリ性洗剤には、アルカリ電解水のほか、重曹やセスキ炭酸ソーダなどもあります。
重曹は水に溶けにくく粒のように残るのが特徴です。スプレーボトルに入れて使用することはもちろん、少量の水で溶かしてペースト状にして、パックしたりクレンザーのように使ったりと、幅広く活用できます。焦げ付きなどを落としたいときには特に効果的です。
セスキ炭酸ソーダは重曹よりも水に溶けやすいので、スプレーとして使いたいなら、こちらの方がおすすめです。アルカリ性の強さも重曹より高いので、油汚れをしっかり落としたい、スプレーボトルに入れて手軽に使いたいという場合はセスキ炭酸ソーダが使いやすいのではないでしょうか。
予定している掃除方法に合う洗剤を使って、気持ちよく大掃除を進めていきましょう。
キッチンにある汚れは油汚れだけではありません。蛇口周りやシンクにできる白い汚れも大掃除で苦労する汚れの一つです。
そして、その白い汚れは水垢や石鹸カスでアルカリ性の性質を持ちます。そのため、同じ性質のアルカリ性洗剤では落とすことが難しいです。
水垢などのアルカリ性の汚れを落とすときは酸性の洗剤を使うと、スムーズに落とせます。クエン酸はその名の通り、酸性の性質を持っているので、水垢を落としやすいわけです。
キッチンは色んな性質の汚れが混ざっているので、あらゆる汚れを落としきるためにも、アルカリ性洗剤と合わせて酸性洗剤を用意すると安心です。
ナチュラルクリーニングで話題のクエン酸なら安全性も高く、粉末タイプやスプレータイプと様々な製品があります。掃除の仕方に合わせて使いやすいものを選べるのでおすすめです。
手早く落としたい場合は、ナチュラルクリーニングできる洗剤ではなく、合成洗剤を使うのもおすすめです。
中性洗剤はもちろん、酸性洗剤やアルカリ性洗剤もありますので、汚れに応じて準備しておくと一通りの汚れが落とせるようになります。
また、中には油汚れや水垢など、汚れに特化した洗剤もあるため、落としたい汚れに応じて選んでみてはいかがでしょうか。
頑固な汚れを落とすのにはどうしても時間がかかります。そのため、汚れが溜まらないようにしておくことも、キッチンの大掃除を素早く終わらせるコツです。
また、汚れは放置すればするほど落ちにくくなるので、どんなに掃除してもきれいになりきらないということも起こりえます。そのため、日頃から掃除を行って、簡単に掃除が終わる状態を作るようにしておくのがおすすめです。
特に油汚れは、ホコリと合わさって簡単にはとれない汚れへと変わっていくので、ピカピカにするには苦労します。油はついたときが一番とれやすいので、料理が終わったらすぐに拭き取れる状況を作っておくのがおすすめです。
また、シンクや水栓などは、使い終わった時や寝る前に拭き取るようにしておくと水垢が残りません。毎日の習慣にするのは大変ですが、少し気を付けるだけで大掃除が素早く終わるので、ちょっとした掃除を心がけてみてはいかがでしょうか。
今回はキッチンの大掃除を素早く・きれいに終わらせるコツを紹介しました。スケジュールを立ててその場所にかけられる時間を計算したり、汚れに合わせた洗剤を用意したりと、大掃除にはたくさんの準備が必要です。
大変や面倒と思ってしまうかもしれませんが、準備をしっかりしておくと、大掃除がスムーズに進められるので、スケジュールを立てたり、掃除用品を購入したり、念入りに準備を整えておきましょう。
また、ハウスクリーニング業者に依頼して、自力で掃除する場所の数を減らしておくのもおすすめです。時間がかかる場所が省略できれば、キッチンを素早くきれいにできます。