さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 お風呂場の蛇口から水漏れする、浴室のカランから漏水する、お風呂の混合水栓の吐水口から水が垂れるなどの、お風呂場の蛇口の先から水漏れするトラブルを修理する方法です。蛇口の止水栓を締める方法、切り替えバルブ部を交換する方法などを紹介しています。
お風呂場の蛇口の吐水口からポタポタ水漏れするときは、蛇口本体の中の切り替えバルブ部を交換します。
下記の手順で交換しましょう。
1:蛇口の型番を確認し、切り替えバルブ部を購入する
2:蛇口の止水栓を締める
3:切り替えバルブ部を交換する
【1:蛇口の型番を確認し、切り替えバルブ部を購入する】
お風呂場の蛇口の本体に記されているメーカー名と型番を確認しましょう。
型番にあった部品をホームセンターなどで購入しましょう。
【2:蛇口の止水栓を締める】
蛇口の脚部にある止水栓をマイナスドライバーで締めましょう。
蛇口に止水栓がない場合は、水道の元栓を締めて、水を止めましょう。
【3:切り替えバルブ部を交換する】
蛇口の切り替えハンドルを外しましょう。
蛇口本体とシャワーを接続しているナットを外しましょう。
切り替えバルブ部を取り出し、新しい切り替えバルブ部に交換しましょう。
蛇口を元の状態に戻し、吐水口の水漏れがないか確認しましょう。
・雑巾:作業時に水を拭き取る際に使用します
・マイナスドライバー :止水栓を締める際に使用します
・モンキーレンチ:蛇口本体とシャワーを接続しているナットを外す際に使用します
【1:蛇口の型番を確認し、切り替えバルブ部を購入する】
お風呂場の蛇口の本体に記されているメーカー名と型番を確認しましょう。
メーカー名は、TOTOやLIXIL、INAX、KVK、SANEIなどの刻印やシールが貼られていることが多いです。
その近くに、型番も表記されていることが多いです。
メーカー名と型番が確認できたら、それに合った切り替えバルブ部をホームセンターなどで購入しましょう。
合う部品が分からないときは、店員に聞いてみるとよいでしょう。
【2:蛇口の止水栓を締める】
作業前には、必ず水を止めましょう。
壁と蛇口をつなぐための脚部に止水栓がついています。
その止水栓をマイナスドライバーで右に回して締めましょう。
蛇口の脚部に止水栓がない場合は、水道の元栓を締めて、水を止めましょう。
元栓を締めた場合は、世帯全体の水が止まりますので注意が必要です。
【3:切り替えバルブ部を交換する】
蛇口本体の後ろにある、シャワーを接続しているナットをモンキーレンチなどを使って外しましょう。
ナットを外すと、切り替えバルブ部が取り出せるようになります。
切り替えバルブ部を取り出し、新しい切り替えバルブ部に交換しましょう。
蛇口を元の状態に戻し、止水栓をゆっくりと開けて、吐水口の水漏れがないか確認しましょう。
蛇口に合った部品を購入しましょう。
作業時は、必ず止水栓で水を止めましょう。
切り替えバルブ部を交換しても、症状が解消しない場合があります。
蛇口の吐水口から水漏れするときは、切り替えバルブ部の劣化が原因です。切り替えバルブ部は、経年劣化を起こすため、ある程度の年数が経っている場合は、水漏れを起こすことがあります。
切り替えバルブ部を交換しても、シャワーとカランの切り替えがうまくいかないときは、切り替えハンドル部分の三角パッキンの交換、または、蛇口の交換をご検討ください。