さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 エアコンに頼らずに部屋を涼しくしたい方のために、窓による遮熱方法をご紹介します。
夏になると、家の外からの熱で、室内がムッとする事があります。
エアコンで冷やしても、外気温が高くになると追いつかず、不快な気温と湿度に達してしまいます。
実は、このような;現象には窓が大きく関わっています。
近年に建てられた家の壁には断熱材が入っている事が多いのですが、窓ガラスの遮熱性については見過ごされているようです。
実は外気の熱が入ってくる割合は壁からより窓からの方が大きいと言われており、部屋の温度を涼しく保つには、窓ガラスの遮熱性に着目するとよいのです。
では、窓の遮熱を行うには、どのような方法があるのでしょうか。
断熱コーティングというものがあり、窓ガラスを交換せずに遮熱性を高める事ができます。
断熱コーティングは、様々な窓で使えるだけでなく、はがれにくくなっています。
施工期間は1日程度の作業量です。
二重窓と言われている遮熱方法は、窓が二重にする事で断熱性能を高める方法です。
事前に下記の道具の準備をしておきましょう。
簡易二重窓に使用する共通の道具です。
特別なものはありませんので、ホームセンターで揃える事ができます。
ホームセンターによってはカットサービスといって、購入時に切断を行ってもらえる所があるので、サイズを明確に伝え、切断してもらいましょう。
まず、既存の窓に取り付けることができるかを確認します。窓の内側の枠に30mm以上の奥行きがあるか測ってください。
窓の内寸を正確に測りましょう
窓の内寸をメジャーで測定します。しっかりとメモを取りましょう。窓枠が歪んでいる可能性もあるので、左右、真ん中の高さと上下、真ん中の幅を測ります。もし寸法差がある場合はパネルで調整をします。
プラスティック用のこぎりで窓のサイズに合わせて切っていきます。切断面が荒れてしまった時や寸法がわずかに大きかった時はヤスリで削りましょう。レールの裏に両面テープを貼って上下に貼り付けます。
床面にキズがつかないようにダンボールなどを敷いてから作業に入ります。
少しずつパネルは大型刃のついたカッターで切ります。レールから外れる原因になるので測定はミリ単位でもずれないようにしましょう。
切断のコツは、定規をあてて浅く数回に分けて少しずつ切る事です。1m程度の長い定規を使うと切りやすいかと思います。
パネルの切断面はめくれやすい上、ほこりやごみが入りやすく、指を切ってしまう恐れもあるので、薄いテープを貼ります。
プラスティックのパネルににカブセをはめこみます
レールを取り付けた内側のサイズ分で切断します。パネルの縦にプラスチックモールのかぶせをはめ込みます。パネルの上下をそれぞれ均等になるようにあけておきましょう。
奥の上溝からはめ込みます。
パネルフレームを奥からはめ込んでいきます。まず上をはめてから下のレールにパネルをはめこみましょう。
裏面に両面テープがついているので貼るだけで結構です。
パネルの隙間う場合は隙間テープを貼って調整しましょう。
いかがだったでしょうか。
一般の方がご自分で行うには少し難しい所があったかもしれませんが、DIYに慣れている方なら問題ないかと思います。
カッターやのこぎりを使用する際はくれぐれもご注意ください。