さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 遮熱・断熱、紫外線をカットをしたい方のために、窓ガラスのコーティング方法をご紹介します。
窓ガラスコーティングは、窓ガラスに塗るだけで遮熱・断熱などの効果を高め、また紫外線をカットすることも可能な専用のコーティング剤のことです。
家の窓ガラスからは、沢山の熱が出入りしています。夏場は、外から約70%の熱が入ることで室温が上昇してしまいますし、冬場は約50%の熱が外へ逃げてしまうのです。
また、熱の他にも紫外線も窓ガラスから侵入するため、紫外線によるシミ・ソバカス等の被害も心配です。
窓ガラスコーティングが赤外線をカットし、室内の温度が上昇するのを防ぎます。また、暖房の熱が外へ逃げるのも防ぐため、夏は涼しく・冬は暖かく快適に過ごせるでしょう。冷暖房の効き目も良くなるので節電効果も期待出来ます。
紫外線はシミ・ソバカス・皮膚がんを発生させる恐れがあります。窓ガラスコーティングなら、紫外線を99%カットすることが可能です。部屋の家具や壁の日焼けも防ぐことも出来ます。
窓コーティングの耐久性は10年以上といわれています。
窓ガラスコーティングは、ガラスフィルムよりも低コストなので費用を抑えられます。
ガラスフィルムはサイズが決まっているため、つなぎ目が目立って気になることがあります。窓ガラスコーティングならサイズに決まりがないので、つなぎ目を気にする必要がありません。
自分では難しいのでは?と思われるかもしれませんが、コーティング剤はインターネット等でも購入ができ、自分で施工することが可能です。必要な道具がセットで入っているものもあるので便利です。
窓ガラスコーティングをする前に、以下の道具をご用意下さい。 ・養生テープ 床・壁・カーテン・ブラインド等がコーティング剤で汚れないように、養生テープで保護して下さい。 ・ガラススクレーパー コーティング剤をしっかり密着させる為、窓ガラスに付いた汚れをガラススクレーパーで取り除く必要があります。
ここでは各メーカーの窓ガラスコーティング剤をご紹介します。
ニッペホームプロダクツの「窓ガラス用 遮熱コート剤」は、施工の際に必要な道具がセットになっているので便利です。
ダイナグラスは、「ダイナグラスPRO」「ダイナグラスECO」の2種類があります。
広範囲な業務用途に適しており、線入りガラスや車窓・凹凸ガラスにも使用が可能です。塗膜硬度は9Hで、密着耐久性能(室内側)は15年以上と高性能です。
赤外線遮蔽率を極限まで引き下げ、夏は涼しく冬は暖かく快適に過ごせる断熱強化型のエココーティング剤です。耐久性は10年以上です。(室内側) ダイナグラスPROよりも紫外線遮蔽率は低くなります。 また臭気が強いので、臭いに配慮が必要な環境での使用はあまりお勧めいたしません。
窓ガラスコーティングの施工方法は以下のとおりです。窓ガラスコーティングは特に難しい手順もないので、誰でも簡単に施工が可能です。
窓ガラスコーティング剤の他、窓用フィルムを貼るといった方法があります。窓用フィルムは、インターネットやホームセンター等で販売されており、自分で施工することが可能です。
窓用フィルムにも窓ガラスコーティングと同様の効果があり、またフィルムの種類によっては窓ガラスコーティングには無い防犯効果・ガラス飛散防止効果も望めます。
その他のメリットとして、窓用フィルムは水で濡らしたガラスの上にフィルムを密着するだけで施工が完了するため、窓ガラスコーティングよりも施工が簡単といった点があります。
窓用フィルムの寿命は商品やによって異なりますが、室内側に貼るものはおよそ10年前後といえるでしょう。屋外側は風雨や紫外線の影響を受けやすいため、寿命は約5~7年ほどです。
また、使用状況によって劣化が早まる場合もあります。熱がこもりやすい場所・湿気が多い場所で使用するとフィルムの劣化が早まり、10年以内に交換が必要となるケースもあるのです。
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