さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 網戸が外れるのを直す方法をご紹介します。
網戸が落下すると、周辺にいた人がケガをしたり、物が傷ついたりします。
3階の寝室のサッシを開けて掃除をしていた主婦が、来客の気配がしたので、網戸をあわてて開けて確認しようとしたところ、網戸が持ち上がってはずれ、駐車場に停めてあった車の屋根に落下して屋根がへこみ、傷がついたといった事も起こり得ます。
ご自身の車ならまだしも、近所の方の車を傷つけると賠償責任が生じる事もあります。
ほんのささいな事が大きなトラブルに繋がる恐れがありますので、普段から予防する行動をおっていきましょう。
普段からの点検とメンテナンスが大切です。ご使用中にねじがゆるみ、はずれ止め部品がずれることがありますので、時々点検してください。
メンテナンスや調整をする際は、くれぐれも手順を間違えないようにしましょう。
また、途中で不具合が生じたり、技術が足りてないと感じる時は、無理をせずに作業を中断して専門業者に連絡をしましょう。
掃除や引っ越しの際に、網戸が外れたことがある。
開け閉めするだけで、外れる事がある。
風が通りぬけるとガタつく事がある。
通常、網戸には落下防止のため、外れ止めが付いていますが、なにかの衝撃で、外れ止めが正しく取り付けられていない事があります。
まずは、網戸上部、両サイドの外れ止めが取り付けられているかを確認しましょう。
はずれ止めをセットしていない網戸は、強風で外れる事があるので、注意が必要です。
「はずれ止め」は、網戸の脱落・落下防止の危険性を抑えるための部品です。
近年数多く発生する「強風を伴った気象現象」などによって生じる可能がありますので、「はずれ止め」を取り付けるようにしましょう。
ドライバーを使って取り外した外れ止めを下に移動させ、網戸を取り外します。持ち上げるようにするのがコツです。
箱などの戸や蓋を嵌め込む方式で、上下に溝をつけ、戸や蓋を上げ落としに建て込む方式(ケンドン式)で上レールにはめ込み、次に下レールにはめ込みます。
戸上部の外れ止めを上げて、調整ねじを締め付けます。
外れ止めの調整ネジが緩んでいる、位置がずれてきている場合は、プラスドライバーでネジを締め直します。
外れ止め自体が外れないという事も起こり得ますので、ネジがすり減っていないかを確認しておきましょう。
また、上記で解決しない場合は点検・修理が必要です。
1. 固定ネジをゆるめる
プラスドライバーで上端部はずれ止めの固定ネジを反時計回りに回し、緩めます。
※ネジは絶対にはずさないでください。部品が窓の内部に落下するおそれがあります。
2. 上端部はずれ止めを上げる
上端部はずれ止めを一番上まで上げます。
3. 固定ネジをしめる
固定ネジを時計回りに回して、緩まないように締めます。
網戸が動かしにくい場合は、手順1~3を繰り返し、上端部はずれ止めを少しずつ下げることで調整しましょう。
4. もう一方の上端部外れ止めを設置する
手順1~3を繰り返して、もう一方の上端部はずれ止めをセットしてください。
5. 網戸が外れないことを確認する
網戸を持ち上げながら動かしてみて、網戸がレールから外れないことを確認します。
落下防止のワイヤーなど、様々な商品があります。
基本的には、正確に取り付けられている網戸は外れる事がないのですが、地震や台風などの災害や、人為的な衝撃で外れる可能性はあります。
特に、お子様やペットがぶつかったり、もたれかかったりする事は考えられますので、正確に施工した上で、検討してみてはいかがでしょうか。