さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 ガラスフィルムを貼る方法をご紹介します。
窓の寸法を測り、フィルムは縦×横それぞれのサイズより3~5cm程度大きめにカットします。カットした後、フィルムのセパレーター(フィルム裏)の面を上にして、後でセパレーターを剥がしやすいように、フィルムとセパレーター両面の角にセロテープを付けておきます。
フィルムを貼る前に、貼る際に必要な水溶液をガラス全面にたっぷりと吹きかけます。ガラス全面を濡らさないとフィルムが貼り付きませんので、注意しましょう。
ガラス全面に水溶液を吹きかけましたら、カットしたフィルムをセロハンテープを貼った角から、慎重にセパレーターを剥がしながらフィルム粘着剤面にたっぷり水溶液を吹きかけます。
セパレーターを剥がし終えたら、フィルムの一番上の両角を手先で軽くもち、左右どちらかの窓にそって2~3cm内側にフィルムサイドを上から下まで隙間が均等になるように位置合わせして、静かにガラスにガラスフィルム全体に貼り付けます。
フィルムの位置決めが済んだら、フィルム表面全体に霧吹きで水溶液を吹きかけ、片方の手でフィルムがずれないように押さえながら、スキージーを使用し、フィルム中心から軽く上下左右に水と空気を抜いていきます。
貼り付け後、ガラスフィルムの余分な部分をカットしていきますので、窓枠に沿って定規等を利用してガラス枠回りとフィルムの端が2~3mmほどの隙間ができるようにカッターナイフでカットします。
余分な部分のカットを終えたら、最後の仕上げにもう一度フィルム表面に水溶液を吹き付けて水抜きします。
この時に、枠周りに押し出された水は再度フィルム内に戻らないよう、ペーパータオルやスポンジで吸い取り、ガラスフィルムの貼り付け作業が完了します。
ガラスフィルムの貼り付け作業は、簡単な施工でありますが、失敗してしまう事もありますので作業する際は注意点やコツがありますので、しっかり覚えておきましょう。
フィルムを貼り始める前に下準備の一つとしてガラス全体の掃除をしなければいけません。ガラスだけでなく、窓枠・サッシ周りのゴミを除去して、ガラスを水溶液でキレイにします。
この作業で重要な事は、「ガラスが綺麗な状態でないと仕上がりの差に良し悪しの影響がでてしまう」事なので、念入りに掃除しましょう。
ガラスフィルムの貼り付けは、この最初である下準備が大事になりますので、注意しながら作業を始めていきましょう。
ガラス付近の家具やモノの移動したり、窓下や床を汚さないように養生シートを敷いたり、水溶液を作ったり、ガラスをキレイに掃除などの下準備を終えたら、フィルムの貼り付けを開始するのですが、貼り付けにも注意点や工夫する点がありますので意識して作業しましょう。
※フィルムをカットする際に、フィルムのセパレーターの面を上にしてセロテープを付けておきます。このテープを使用する事で、簡単にフィルムとセパレーターが剥がすことができます。
※フォルムを貼る作業の工程前にガラス全体を濡らす作業があります。この時に水溶液の膜を均一に作っておき、一見多く感じるかもしれませんが、ガラスに水が垂れるまで、水溶液を吹きかけます。
※ガラスを濡らした後に、フィルムのセパレーターを剥がす作業がありますが、剥がすと同時に水溶液をフィルムの粘着面に吹きかける必要があり、尚且つ作業スピードが必要になってきますので、2人で作業すると失敗防止になりますので、2人作業をお勧めします。
※フィルムを貼る際に、フィルム表面全体に霧吹きで水溶液を吹きかけ、片方の手でフィルムがずれないように押さえて、スキージーで中心から上下左右に水と空気を抜いていきます。この時に必ずフィルムの中心から端に向かい水平・垂直に抜いていきましょう。また一度に強くこすりすぎないのがコツになります。
※水抜きが終わりましたら、フィルムの余分な部分はカットする必要があります。その際に水抜きの為、フィルム端と窓枠は必ず数ミリの隙間をあけるようにしましょう。