さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 網戸の張り替え方法をご紹介します。
網戸は、建物の窓や出入口に取り付け、換気や通風を保ちながら、虫などを室内への侵入を防ぐ為の網になります。
サッシの室外側に組み込んで用いられ、加工が容易的で気密なアルミニウム合金製のサッシが家にも普及され網戸が使用されるようになってきます。 日本家は木造がほとんどで、窓枠も木で隙間が多い為、昔は網戸で虫の侵入を防ぐことがなく、虫除けのための蚊帳が使用されてきました。 網戸の材質には、「ポリプロピレン」「ポリエステル」「グラスファイバー」「ステンレス」などの種類があります。 また網戸のタイプにも「パネル式網戸」・「アコーディオン式網戸」「ロール式網戸」「折戸式網戸」などのタイプの網戸があります。
このように網戸にも様々ありますが、材質によって強度や寿命も変わってきます。長年使用してくると経年劣化により、網戸に傷みや汚れなどが発生して機能性が低下してしまいます。 例えば、網戸に弾力性が無くなってしまい、少し手で押すだけでもぼろぼろになってしまう事もあります。 一般的に網戸のネット寿命は8年~10年程度といわれていますので、該当する方は、網戸を張り替えを考えてみては如何でしょうか。
経年劣化で網戸がボロボロで張り替えたい、誤って物があたり網戸が破れたなどのトラブルが起きた時に自信で網戸の張替えを行ってみましょう。 多くの一般家庭にある網戸は、パネル式網戸が広く普及されています。この網戸は業者の方でなくても自分で張り替える事ができますので試してみましょう。
網戸や網戸専用道具は、ホームセンターやインターネット販売などで購入する事ができます。 後は、網戸の張替え時に必要な場所を確保する必要があります。網戸は基本的にサッシを寝かせて作業しますので充分広いスペースで作業する必要があります。
簡易的な方法手順は、古いネットを取り外す→ネットをサッシに合わせて切る→新規のネットを取付ける→ネット調整して仕上げる。
このような手順で専用道具を使用して作業すれば、自身で網戸の張替え作業する事ができます。 また無理に作業する必要はありませんので、どうしても出来ない場合は業者の方に依頼してみましょう。
網戸を張替えるには、網戸専用道具が必要になってきますので、購入しておきましょう。 網戸クリップ、ローラー、網戸用カッターの3つの専用道具は、必須アイテムになります。
網戸クリップは、新規のネットをサッシに固定してネットを切れやすいようにする為、必要になります。 クリップがあればズレる事無くネットをキレイに切ることができます。
新規のネットをサッシに取り付ける際に必要となるローラーです。ネットを取付ける際に押さえゴムといわれる材料を押し込む為に使用します。押さえゴムをする事でしっかりとネットはサッシに固定されます。
新規のネットを切る際には、普通のカッターでも切る事は可能ですが、余分な網を切る時や材質によっては切れにくい場合もありますので、この網戸専用カッターを使用すれば安全かつ簡単に切ることができます。
この3つの道具があれば網戸の張替え作業をご自身でおこなえることができます。またクリップ・ローラー・カッターがセットになって販売されている事もあります。 後は網戸の張替え時に必要となる材料などを用意すれば張り替えることができます。
網戸を張替える際に必要となる材料はありますが、「網戸ネット」と「押さえゴム」の2つになります。 必要となる材料は、主に2つしかありませんので間違えることは、あまりありません。
網戸を押え込む為の専用のゴムになります。名前通りのゴムで、網戸が外れないように押さえこむためのゴムになります。 材質は、PVC(ポリ塩化ビニル)を使用されているモノが多く、このゴムが無いと網戸を張り付ける事はできません。
ネットにも「ポリプロピレン」「ポリエステル」「グラスファイバー」「ステンレス」などの種類があり、ネットの種類によって価格が変わってきます。 「ポリプロピレン」は、防虫にこだわった超ハイメッシュ網戸で工場等にお勧めされているネットです。 「ポリエステル」は、国内の生産量の約半分を占めており、簡単に破れないネットなどで、犬・猫などの引っ掻きに強いネットになります。 「グラスファイバー」は、非常に張りやすい製品で、海外で一般的に普及しているネットで、耐久性に優れたネットになります。 「ステンレス」は、丈夫で長持ちなネットで15~20年程度使用できるほどの強度と耐久性をもっているネットになります。ただし価格が高額なので一般的に多くは普及されておりません。 このように種類の他にも24や20メッシュなどの数字が記入されています。この数字は網目の密度になりますので、数字が大きいほど目が細かい網になります。