さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。
説明 予算1万円以内でできるシリンダー交換(MIWA-LA/DA)のやり方について、写真や動画を使って解説しています。具体的な交換用シリンダーについても記事内で紹介しておりますので、部品選びも簡単です。
※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。
予算1万円以内でできるシリンダー交換の記事です。
この記事では、「MIWA LA/DAシリンダー」をお使いの方を対象に、自分でシリンダー交換をする方法をご紹介いたします。
※記事内で使っている動画・画像は当社が撮影したものです。出演している奥間も、当社の社員です。
※お電話では、ご依頼のご相談のみ承っております。自己作業や部品に関するお問合せはご対応できませんので、ご了承ください。
まずは、シリンダー交換に必要なものについてご紹介します。
今回は、「MIWA-LA/DAのシリンダー交換」の解説記事ですが、シリンダー選びのやり方や使う工具については他のシリンダーでも同じです。
動画でも道具選びから解説しておりますが、動画ではお伝えしきれなかった部分やよくある質問への回答も交えてご紹介いたします。
シリンダー交換では、下記3つの道具が必要になります。
ドライバー1本でも交換できなくはないですが、「ネジ頭がつぶれる・部品が壊れる」といった失敗をすると錠前交換が必要になり、無駄なお金が発生してしまいます。
そのため、今回は安全性重視で、上記3つの道具を使った「適切なシリンダー交換」のやり方をご紹介します。
必須ではありませんが、「ラッチ固定用の養生テープ」も用意しておくと安心です。
「鍵交換中にドアを閉めてしまい、ラッチが動かせなくなってドアが開かない」状態になると、最悪錠前を壊さないと開けられないということがあります。
養生テープでラッチを固定しておけば、こういった失敗を防ぐことができるので、心配な方は養生テープも用意されることをおすすめいたします。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
シリンダー交換できるかどうかは、扉の側面にあるフロントプレートの刻印をチェックしましょう。
上記の刻印があるものが、今回のシリンダー交換の対象です。ただ、刻印があっても交換できない場合がありますのでご紹介いたします。
注意点ですが、下記のような場合は今回紹介する方法・部品では交換できません。
逆マスターキーシステムとは、マンションで使われる「自室の鍵でエントランスやゴミ置き場などの共有部のシリンダーを開けられるシステム」のことです。
上下同一キーの場合は別途部品の調査、逆マスターキーシステムの場合は管理会社への問い合わせ確認が必要になります。
※お電話では、ご依頼のご相談のみ承っております。自己作業や部品に関するお問合せはご対応できませんので、ご了承ください。
MIWA-LA/DA用の交換シリンダーは色々ありますが、実際に動画内で使ったシリンダーは下記です。
記事執筆時では、2,890円でしたが、販売価格は変動することがありますのでご自身の目でご確認ください。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
U9はディンプルキーではありませんが、防犯性が高いシリンダーでピッキングは非常に困難です。
今回は「予算1万円以内」という制限の中で「値段重視」のシリンダー選びをしておりますので、「防犯性も重視したい」という方はカバスターネオをおすすめします。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
ネットショップで部品を探していると、「名前が似ているけれど、型番がまったく違う部品」がたくさんありますので買い間違いには注意しましょう。
また、ネットショップは値段が安い反面、「購入する部品の製造年月日」までは確認できないというデメリットがあります。
製造年月日は、外箱や説明書に記載されていることが多いですが、「記載されていない・説明書がない」ということもあります(元々ない、出品者が紛失したなど理由はさまざま)。
鍵は製品の特性上、初期不良がなければ返品・交換ができないので不安な方はネットショップではなくホームセンターで購入した方がいいでしょう。
シリンダー交換に必要な工具・部品のご紹介が終わりましたので、ここからは実際の交換手順をご紹介します。
写真はシリンダー交換の具体的な手順のみ抜粋してご紹介しており、動画は部品の選び方から具体的な交換作業までご紹介しております。
ここからは、画像メインで交換手順を解説して参ります!動画から必要な箇所だけを抜粋しているので、「細かい解説を聞きたい!」という方は動画をご覧ください。
まずは、「フロントプレート」を外します。
画像のように、フロントプレートにあるネジすべてをドライバーを使って外すだけです。
画像には、ネジが3個ありますが、型番によっては2個しかないこともあります。どちらにしても、フロントプレートのネジはすべて外してください。
ネジを外したら、フロントプレート本体は手で簡単に取り外すことができます。
ネジとフロントプレートは、なくさないようにとっておきましょう。
【ラッチにご注意ください!】
「作業中にドアを閉めてしまい、開かなくなってしまった!」という場合、最悪錠前を壊さないと開かなくなることがあります。
そういった失敗に備えて、「養生テープでラッチをピッタリ引っ込めておく」「ストッパーでドアを止めておく」などの対策をしておくことをおすすめします。
シリンダー側のピンを外します。
今回は、シリンダー交換のみですので、シリンダー側のみのピンを外しましょう。
ピンを外すときは、小さいマイナスドライバーで、ピン下のでっぱり部分に引っかけて引っ張ります。
ピンがある程度出たら、手で引っ張って抜きましょう。
ピンが手で引っ張れないくらい固いときは、ペンチを使って引っ張り抜きます。
シリンダー側のピンは、上下2本とも抜きます。
抜く順番は、上下どちらからでも構いません。
ピンを抜くとシリンダーが外れるので、2本目のピンを抜くときは、シリンダーを押さえながら抜きます。
ピンは再利用しますので、壊さないよう・捨てないようにご注意ください。
取り外した古いシリンダーは、不燃ゴミとして出せるはずですが、自治体によって処分方法が異なることもあるので、ゴミ出し表や各自治体ホームページなどでご確認ください。
新しいシリンダーを取り付けます。
シリンダーはカバーが動くようになっているので、シリンダーの真ん中部分(鍵穴部分)を指で押さえながら取り付けてください。
取り外しのときに抜いたピン(画像内では、串)を使って、新しいシリンダーを取り付けていきます。
このときも、シリンダーは指で押さえたままピンを入れます。
ピン(串)の向きについてですが、ピンを引っかける部分(出っ張っている部分)が錠ケースの真ん中に向くように注意してください。
ピンは必ず、奥まで押し込むようにしましょう。
手で押し込めない場合は、ドライバーの持ち手部分で軽く叩きながら、奥まで差し込んでください。
【ラッチの向きに注意!】
フロントプレートを取り付け直す際は、「ラッチの向き」に注意しましょう。
ラッチの三角の面(画像の白側の面)は、室内側を向くようにします。
向きが違う場合は、手でやさしく正しい向きに直してからフロントプレートを取り付けましょう。
フロントプレートを元の位置に戻します。
フロントプレートが上手く取り付けられない場合は、「ピンの向きが真ん中を向いているか」「ピンはちゃんと奥まで入っているか」「ラッチの向きは正しいか」などをチェックしてみましょう。
最後に、動作確認をします。
ちゃんとハンドルは動くか、内側のサムターンから鍵の開け閉めができるか、シリンダー側から鍵を差し込んで開け閉めできるかなど、ドアを閉める前に確認しておきましょう。
問題なく動くことを確認できたら、交換完了です。
※記事内で使っている動画・画像は当社が撮影したものです。出演している奥間も、当社の社員です。
※お電話では、ご依頼のご相談のみ承っております。自己作業や部品に関するお問合せはご対応できませんので、ご了承ください。
小さなアパートのオーナーです。従来は鍵屋に依頼して約¥20,000かかっていましたが、次回はDIYで出来そうです。
解りやすい説明でした