業務用金庫が施錠できなくなったと修理のご依頼がありました。デッドの動きが不安定で、すぐに原因を特定できなかったが、調べると3方向にデッドを動かす回転盤の軸になる土台の溶接が取れていることが判明。溶接作業はできないとお伝えし、解決できずキャンセルになると覚悟したが、溶接ができれば直せますか?と聞かれ、分解と組み立てのみでしたら可能ですとお伝えすると、お客様で溶接を別業者に依頼できるか調べることに。動かせない金庫をその場で溶接できるものなのかわからなかったが、作業しやすいように分解は先にしておいて連絡を待つことに。3日後に連絡があり、溶接をしてもらえたので組み立てに来てほしいと成約に。知り合いの業者に聞いてみたらやってもらえたとのこと。組み立てたが、軸の位置が元々の位置より少し下に付いており、扉を開けた際の開錠状態が保持できなくなっていた。加工して調整を提案したが、使用できなかったのが使用できるようになっただけでもありがたいので、使いにくいくらいは構わない、とそのままご使用されることに。
施工日
家庭用金庫の子鍵あるが回らないとの事で、実際に金庫を見せて頂きました。シリンダーの不具合がトラブルの原因と考えられます。潤滑オイルを挿しながら何とか子鍵にて開錠。開錠後も動きが重たいため、シリンダー交換お勧め、交換し正常に使用出来るようになりました。シリンダー交換時、シリンダー裏の金具が既存のものと交換部品とで形状が違いました。交換部品そのままでは正常に動作しないため、お客様に説明し、金具のみ元のものを流用し対応。シリンダーの向きもその金具の都合上、上下逆で取付致しました。
施工日
テンキー式金庫の電池を交換したら開かなくなったとのことで解錠依頼を頂きました。テンキーとカードキーで開くメーカー不明の金庫で、非常電源用電池ボックスがあったが電池を入れても開かないとのこと。横にあった「めくらぶた」を外すとシリンダーがあり、非常解錠用の可能性が高いとシリンダーからの解錠を提案して成約。5ピンシリンダーでピッキングして解錠いたしました。お客様で中の電池を交換されて使えるようになっていました。
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